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投手の技術 直球編

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球速をあげるには?
一般的なトレーニング方法として、「ゴムチューブトレーニング」があります。ゴムチューブトレーニングとはその名の通りゴムを引っ張って筋力を作ることです。これは筋肉のインナーマッスルを鍛えます(中の筋肉)。腕立て伏せやバーベル運動では外の筋肉ばかりがついて、中の筋肉が鍛えられません。野球の投球動作はこの中の筋肉を使うので、腕立てよりもこの運動をした方が球速アップへの近道となるでしょう。
トレーニング方法
トレーニング方法 想像図
トレーニング方法は上の想像図のようにやっていただければいいと思います。利き腕にゴムを持って、想像図のようにゆっくりと動かしてください。想像図の人はかなり頑張っていますが、あまり使うことのすくない筋肉なので、やりすぎにはご注意ください。
こうして筋肉をつけることで球速アップは望めます。しかし、プロの選手でさえ厳しいトレーニングを積んでいます。それなりに時間と労力を使いましょう。はっきりと書いてしまうと結果が現れるには、少なくとも2〜3ヶ月はかかります。



ノビのある球とは?
最初に、ノビって言うのはボールが地面につかずにグーーーーーーーーーーンと伸びて来る球です。これは外野手とかの場合の表現で、投手の場合はボールが落ちないで来て、しかも手元で伸びるうえに、投げたスピードよりも早く感じる球です。こんな球が投げれたら最強のピッチャーになれます。断言します。これはさておき、このボールを投げるにはボールに回転をかけることです。大体毎秒50回転すると先ほど言ったような球がなげれます。しかし現実不可能なので、毎秒30回転ほどで投げれれば十分です。高校野球レベルなら余裕です。ちなみにこの回転数は、ライオンズの松坂大輔選手の投げるストレートと同じ回転数です。
さて、この回転をかけるにはなにが必要なのでしょうか?答えは握力と手首の返しです。これを鍛えて、投げ込みのときに特に回転を重視して投げれば徐々に伸びてくるはずです。遠投をすると効率いいかもしれません。これはご存知の方もいるかと思いますが、回転によってボールの広報に空気の塊ができてそれによって球が押されるので球が伸びるのです。